説明文の「なぜですか」という問題で、本文には書かれていない自分の知識を使って答えてしまう子がいます。
知っていることを使えるのは悪いことではありません。ただ、読解問題ではまず「この文章では、なぜそうだと説明しているか」を探す必要があります。
こんな答えになっていたら確認する
たとえば本文に「冬はえさが少なくなるため、動物は活動を減らします」とあるのに、「寒いから」と答える場合です。
「寒いから」も一般的にはありそうですが、この問題で聞かれているのは、本文に書かれた理由です。
最初に見るのは、理由を表す言葉
「なぜ?」で止まったら、いきなり答えを書かせず、本文から次のような言葉を探します。
- 〜から
- 〜ため
- 〜ので
- そのため
- だから
理由を表す言葉が見つかったら、その前後を一文ずつ読み直します。
家庭では「どこに書いてある?」を先に聞く
答えが本文とずれているときに、「違うよ」とすぐ直すより、「それはどこに書いてあった?」と聞く方が確認しやすくなります。
本文に見つからなければ、「自分が知っていること」と「文章に書いてあること」が混ざった可能性があります。
答える前に一度、本文の言葉へ戻す
次の順番で確認します。
- 問題文の「なぜ」を見つける
- 本文から理由を表す言葉を探す
- 理由が書かれた一文を指で示す
- その一文を使って答える
最初は本文の言葉をかなり残して構いません。自分の言葉に直すのは、本文の根拠を見つけられるようになってからで十分です。
知識を使う問題とは分けて考える
理科や社会では、自分が知っていることを使って考える場面もあります。説明文の読解でも、知識を使って考える問題はあります。
ただし、問題に「文章をもとに」「本文から」とある場合や、本文中に理由が示されている場合は、まず文章を根拠にします。
