説明文に数字がいくつか出てくると、内容を比べる前に一番大きい数字だけを選んでしまうことがあります。
数字を見つけられているので、読む力がないわけではありません。次に必要なのは、その数字が何を表しているかをセットで読むことです。
数字だけでは答えを決めない
たとえば「Aは30個、Bは50個、Cは40個」と書いてあれば、最大は50個です。
しかし問題が「増えた数が一番多いもの」「1日に使う量が多いもの」などを聞いているなら、本文に出てくる数字の大きさだけでは答えられません。
数字の横に「何の数か」を書く
数字が3つ以上出てきたら、本文の余白やメモに短く書きます。
- 30個 → 去年
- 50個 → 今年
- 40個 → 別の場所
このようにすると、「50が一番大きい」という見方から、「どの数字とどの数字を比べる問題なのか」に移りやすくなります。
単位も一緒に見る
数字が同じでも、個・人・cm・分・円など、単位が違えばそのまま比べられません。
数字を丸で囲むだけでなく、数字+単位+何を表すかまで確認します。
問題文から比べる条件を先に探す
数字の多い説明文では、本文より先に問題文を確認する方法もあります。
「何が一番多いですか」だけなのか、「前年と比べて増えた量が一番多いのはどれですか」なのかで、見る数字が変わります。
家庭では、次の二つを聞くだけでも整理できます。
- 「この数字は何の数?」
- 「何と何を比べる問題?」
計算が必要かどうかも分ける
最大の数字を選ぶ問題と、差を求める問題は別です。説明文で数字が出た瞬間に計算を始める必要もありません。
まず文章の意味を整理し、そのあと必要なら計算します。
