二つのものの共通点を聞かれたときに、「同じところがある=全部同じ」と考えてしまうことがあります。
説明文では、似ている点と違う点を両方読み取る問題がよく出ます。ここを分けて考えられると、比較の問題が整理しやすくなります。
共通点は「一部分が同じ」でもよい
たとえば、二つの動物がどちらも水辺に住んでいても、食べるものや体の特徴まで同じとは限りません。
「水辺に住む」は共通点ですが、「全部同じ」という意味ではありません。
二列にして整理する
本文を読んで混ざるときは、紙に二つの欄を作ります。
- Aにもある/Bにもある → 共通点
- Aだけ/Bだけ → 違う点
表を大きく作る必要はありません。短い言葉を二、三個書くだけで十分です。
「どちらも」と「それぞれ」を探す
比較する説明文では、次の言葉が手がかりになります。
- どちらも
- 共通して
- 一方で
- それに対して
- それぞれ
「どちらも」の後だけでなく、「一方で」の後まで読むと、同じ点と違う点を分けやすくなります。
家庭では「同じのはどこまで?」と聞く
「二つは同じ」と答えたときは、すぐ否定するより、「同じなのは、どのところ?」と聞きます。
一部分を言えたら、次に「違うところもある?」と確認します。
この順番なら、「全部同じ」から「ここは同じ、ここは違う」へ考えを分けやすくなります。
選択肢でも「全部」に注意する
本文に一つの共通点しか書かれていないのに、「二つはすべて同じ特徴をもつ」という選択肢になっていれば、言いすぎです。
共通点の問題でも、本文に書かれた範囲を超えて広げないことが大切です。
