鉛筆はどこまで使う?低学年の交換目安と短い鉛筆の使い道

鉛筆が短くなったら、何センチまで使ってよいのでしょうか。KOTOBARIでは、全員に同じ長さを決めるより、いつもの持ち方で無理なく書けるかを交換の目安にしています。

短い鉛筆で持ち直しが増えたり、指先に力が入りすぎたりしたら、新しい鉛筆で同じ文字を書いて比べてみます。交換するときも、すぐに捨てる必要はありません。家庭で補助軸を付けて使う方法や、使い終えた鉛筆を残す方法があります。

何cmになったら交換、だけで決めなくてよい

子どもの手の大きさや持ち方は一人ずつ違います。そのため、KOTOBARIでは『○cm以下なら全員交換』という一律の基準より、次の様子を見ます。

  • いつもの3本の指で持ちにくくなった
  • 鉛筆の後ろ側を手の中で支えにくい
  • 短い鉛筆だけ、指先に力が入りすぎる
  • 書いている途中で鉛筆を何度も持ち直す
  • 文字を書くことより、鉛筆を持つことに意識が向いている

一つでも増えてきたら、『まだ芯が残っているか』ではなく『この長さで書きやすいか』を確認します。

子どもの鉛筆は、最初から少し短い製品もある

鉛筆は長いほど子どもに使いやすいわけではありません。たとえばトンボ鉛筆の低学年用かきかたえんぴつは、通常より約14mm短い161mmで作られています。くもんのこどもえんぴつ6Bは、鉛筆に慣れていない幼児が扱いやすいよう12cmの短い三角軸です。

つまり大切なのは、『できるだけ長い鉛筆』でも『最後まで短く使う』でもなく、その時期の手で安定して動かせる長さです。

トンボ鉛筆公式:低学年用かきかたえんぴつ
くもん公式:こどもえんぴつ6B

おすすめは『見たら分かる交換ライン』を家で決めること

毎回定規で長さを測るより、子ども自身が分かる目印を決めておく方が続けやすくなります。

たとえば、いつも使う鉛筆の印字の中から『ここまで削れたら新しい鉛筆に交代』という文字やマークを一つ決めます。三菱鉛筆のように側面に大きくメーカー名が印刷されている鉛筆なら、家族で特定の文字を交換ラインにしても構いません。

ただし、印字位置は商品によって違います。『Mまで』のようなルールを全ての鉛筆へ共通化するのではなく、今使っている鉛筆ごとに、子どもの手で持ちにくくなる少し前の位置を一度決めてください。

短くしたくて削る子は、別の鉛筆で比べる

短い鉛筆を珍しがり、長さを比べるために何度も削ることがあります。この場合は、学校で使う鉛筆をそのまま削り続けるのではなく、家庭で使う「比べる用」を1本だけ分けます。

新品・使いかけ・交換ラインまで来た鉛筆を並べて長さを見たり、写真に残したりすると、削ること以外でも変化を確かめられます。試した鉛筆は卒業ケースへ移し、学校用は書きやすい長さを保ちます。

短い鉛筆を捨てたがらない子には『卒業ケース』

短くなった鉛筆を気に入って、なかなか手放したがらない子もいます。『まだ書ける』『こんなに小さくなった』と、短さそのものを面白がることもあります。そんな場合は、新しい鉛筆へ替えることと、古い鉛筆を捨てることを分けて考えます。

そこで、新しい鉛筆と交換するときに捨てず、『おつかれ鉛筆の卒業ケース』へ移します。

  1. 交換ラインまで来たら、新しい鉛筆を1本選ぶ
  2. 短くなった鉛筆は卒業ケースへ入れる
  3. 月末などに一緒に見て、『これだけ使ったね』と確認する
  4. まだ使いたいものだけ補助軸用に残す

『取り上げられた』ではなく、『役目が変わった』と分かる形にすると、交換しやすくなります。

もったいないときは補助軸を使う

短い鉛筆を最後まで使いたい場合は、補助軸を付けて長さを戻す方法があります。サクラクレパスも、小学生向けに短くなった鉛筆を持ちやすくする補助軸を販売しています。

ただし、補助軸を使えば全て解決するわけではありません。学校へ持っていく鉛筆は筆箱への収まりや学校のルールもあるため、学校用は持ちやすい長さを保ち、短くなったものは家庭用+補助軸へと分ける方法も使いやすいです。

サクラクレパス公式:短くなった鉛筆と補助軸

KOTOBARIでのおすすめルール

低学年なら、この3つだけ決めておけば十分です。

  1. 家の鉛筆に『交換ライン』を一つ決める
  2. 持ちにくそうならライン前でも交換する
  3. 短い鉛筆は卒業ケースか補助軸へ移す

鉛筆を最後まで使うことそのものを目標にせず、子どもが書く内容へ集中できる状態を優先します。

→ 鉛筆は尖らせすぎない方がいい?芯先の目安と削り方

鉛筆・削り器・消しゴムもまとめて選ぶなら

鉛筆の長さだけでなく、太さ・濃さ・削り方・消しやすさも家庭学習の負担に影響します。KOTOBARIでは、幼児〜小学生向けの学習道具を困りごと別にまとめています。

→ 幼児〜小学生の学習道具・補助教材まとめを見る

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