こんな姿が見られたら
月齢は目安です。月齢だけで進めず、次の行動や興味が見られるかを基準にしてください。興味を示さない、難しそうにする場合は無理に続けず、しばらくしてから再提示します。
- 大人が机を拭く様子を見て、まねしようとする。
- 布を持ち、平らな面の上で動かせる。
※KOTOBARIでは、水にふれる経験(MON-007)を経てから取り入れると進めやすいよう設計しています(KOTOBARI独自の系列。月齢による固定順ではありません。目安:18か月ごろ〜)。
このお仕事で経験すること
手を動かして拭く動作を通して、腕の動きのコントロール、面をまんべんなく動かす感覚、「自分できれいにできた」という達成を経験します。
必要な物
- 小さな布・ふきん
- 必要なら大きめスポンジ
- トレイ
実在する道具の例:ダイソーのマイクロファイバーふきん30×30cm(JAN 4550480477282)や25×25cm程度の吸水ふきんを使えます。1〜2歳には30cm角をそのまま広げず、半分に折って握りやすくします。最初は乾拭き、慣れたら少しだけ湿らせた布へ進めると扱いやすいです。洗剤は使いません。
※第一期の標準版は、あらかじめ大人が軽く湿らせた布を渡す形にします(子どもが水の入った容器を扱わない簡単版)。
日本家庭・100均での代用品
ふきん、大きめのスポンジ、子ども用の小さな布で代用できます(多くは100円ショップで揃います)。布は子どもの手に合う小さめのものを選びます。
※洗剤や薬品は使いません。水拭きのみにします。ひも状になる布は避けます。
準備
トレイに、大人が水だけで軽く湿らせてしっかり絞った布を置きます。拭く範囲は最初は小さく(トレイ1枚分ほど)区切ります。
大人の見せ方
となりで、ゆっくりと一方向に拭く動作を見せます。端から順に動かす様子が見えるようにします。まず大人が一度実演し、そのあと子どもに任せます(拭く活動の正式な提示手順の直接の出典は確認できていないため、KOTOBARI独自の進め方として設計しています)。
最初はどこまでできればよいか
すみずみまで拭けなくて大丈夫です。布を持って机を拭こうとした——そこまでできたら十分です。
よくある姿
同じ所ばかり拭く、布がぬれすぎる、布を口に入れる、すぐ飽きる。どれもこの時期に自然な姿です。
そのときの対応
布がぬれすぎていたら軽く絞って渡します。口に入れたがる時期は、そばで見守りながら短い時間で区切ります。
簡単にする方法
範囲を小さくする/あらかじめ湿らせた布を渡す(第一期の標準)。
難しくする方法
拭く範囲を広げる/拭く場所の種類を増やす(テーブル→トレイなど)。
※このお仕事では、大人があらかじめ湿らせた布を用意します。子どもが容器から水をくむ、布を水に浸す、絞るといった工程は含めません。これらは水を扱う別のお仕事として、安全条件を確認したうえで今後設計します。
生活へのつながり
食べこぼしを自分で拭く、片づけを手伝うといった日常につながります。
安全上の注意
- 布は大人が水だけで軽く湿らせ、しっかり絞ってから渡します。洗剤・除菌剤は使いません。消費者庁は家庭内での医薬品・洗剤の誤飲防止を呼びかけています。洗剤・薬品は子どもの手が届く場所・見える場所に置かないでください。
- 床や机に水分が残った場合は、滑らないようにすぐ拭き取ります。
- ひもや輪、外れやすい飾り、ほつれのない布を使い、使用後は回収して洗い、十分に乾かします。
- 活動中は大人が近くで見守ります。
次のお仕事
続くお仕事は準備中です。
参考情報
- 消費者庁 Vol.561 家庭内での医薬品や洗剤の誤飲を防止しましょう(安全)
上記のほか、活動の進め方や系列などは、公的な安全情報をふまえてKOTOBARIが独自に設計しています。
※参考にした情報の要点のみを示します。記事全文・翻訳・画像は転載しません。