スポンジを絞る|1歳ごろからの水のお仕事

水遊びが好きで、濡れた物を握ったり押したりすることを繰り返すようになったら、スポンジを絞るお仕事を試せます。Bee Smileyの0〜3歳向け公開一覧では「1歳〜」の日常生活の練習として紹介されています。

こんな姿が見えたら

濡れた物を触りたがる、スポンジや布を握る、水が出る様子を何度も見たがる、といった姿が目安です。まだ水を飲もうとする、器を大きく振り回すといった様子が強い場合は、乾いたスポンジを握るところから始めます。

用意するもの

小さめのスポンジ、浅くて割れにくい器を2つ、防水トレー、吸水用の布を用意します。水は最初から少量だけ入れます。机や床が濡れてもすぐ拭ける場所で行います。

実在する道具の例:ダイソーの無膜キッチンスポンジ(JAN 4979909954928)と、500mL前後のPET製ボウル(JAN 4550480220383)、浅型トレーを組み合わせられます。スポンジは細かく切らず、口に入らない大きさのまま使います。水は器の底が少し濡れる程度から始めます。

やり方

一方の器でスポンジに水を含ませ、もう一方の器の上でゆっくり握って水を出すところを一度見せます。説明を重ねるより、動きを短く見せてから子どもに任せます。こぼれた水を布で拭くところまでを一連のお仕事にしても構いません。

KOTOBARIの見取りポイント

①スポンジを握って水が出ることに気づいているか、②器の上へ運んでから絞ろうとするか、③片手だけで難しいときに両手を使うか、④こぼれた水や濡れた場所へ目が向くかを見ます。握力だけでなく、「どこで絞るか」「終わった後にどうするか」までつながっているかが見取りやすい活動です。

一段やさしく・一段難しく

やさしくするなら、まず乾いたスポンジを握るだけにします。次に、ごく少量の水を含ませて同じ器の上で絞ります。慣れたら、器から器へ水を移す、最後に布で拭く、道具を元の場所へ戻すところまで広げられます。

難しすぎるサインとやめどき

水を飲もうとする、器を倒すことだけに夢中になる、床へ広げて滑りやすくなる場合はその日は終了します。水量を減らす、乾いたスポンジへ戻すなど、環境側を簡単にします。

汚れと片づけ

手は濡れやすく、机や床にも水が広がりやすいお仕事です。KOTOBARIでは「手:汚れやすい/周囲:かなり汚れやすい/片づけ:普通」としています。防水トレーと吸水布を最初からセットにし、水量を少なくすると片づけやすくなります。

安全について

こぼれた水はその場で拭き、床が滑らない状態を保ちます。容器は割れにくい物を使い、洗剤や薬品は混ぜず、水だけで行う方が家庭では扱いやすいです。活動中は大人が近くで見守ります。

参考にした公開情報

スマイルラボ「0〜3歳 モンテッソーリのお仕事動画」(スポンジを絞る:1歳〜)/モンテッソーリ光の子「モンテッソーリ通信」(スポンジを絞る活動の用具例)

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