机を拭く

月齢の目安:18〜24か月ごろ(目安)
今できる姿:手を動かして拭く・払う大人の動きをまねる手全体でつかむ
生活場面:片づけ・掃除食事のまわり台所の手伝い
100均:大部分は100均/水:あらかじめ湿らせた布

こんな姿が見られたら

月齢は目安です。月齢だけで進めず、次の行動や興味が見られるかを基準にしてください。興味を示さない、難しそうにする場合は無理に続けず、しばらくしてから再提示します。

  • 大人が机を拭く様子を見て、まねしようとする。
  • 布を持ち、平らな面の上で動かせる。

※KOTOBARIでは、水にふれる経験(MON-007)を経てから取り入れると進めやすいよう設計しています(KOTOBARI独自の系列。月齢による固定順ではありません。目安:18か月ごろ〜)。

このお仕事で経験すること

手を動かして拭く動作を通して、腕の動きのコントロール、面をまんべんなく動かす感覚、「自分できれいにできた」という達成を経験します。

必要な物

  • 小さな布・ふきん
  • 必要なら大きめスポンジ
  • トレイ

実在する道具の例:ダイソーのマイクロファイバーふきん30×30cm(JAN 4550480477282)や25×25cm程度の吸水ふきんを使えます。1〜2歳には30cm角をそのまま広げず、半分に折って握りやすくします。最初は乾拭き、慣れたら少しだけ湿らせた布へ進めると扱いやすいです。洗剤は使いません。

※第一期の標準版は、あらかじめ大人が軽く湿らせた布を渡す形にします(子どもが水の入った容器を扱わない簡単版)。

日本家庭・100均での代用品

ふきん、大きめのスポンジ、子ども用の小さな布で代用できます(多くは100円ショップで揃います)。布は子どもの手に合う小さめのものを選びます。

※洗剤や薬品は使いません。水拭きのみにします。ひも状になる布は避けます。

準備

トレイに、大人が水だけで軽く湿らせてしっかり絞った布を置きます。拭く範囲は最初は小さく(トレイ1枚分ほど)区切ります。

大人の見せ方

となりで、ゆっくりと一方向に拭く動作を見せます。端から順に動かす様子が見えるようにします。まず大人が一度実演し、そのあと子どもに任せます(拭く活動の正式な提示手順の直接の出典は確認できていないため、KOTOBARI独自の進め方として設計しています)。

最初はどこまでできればよいか

すみずみまで拭けなくて大丈夫です。布を持って机を拭こうとした——そこまでできたら十分です。

よくある姿

同じ所ばかり拭く、布がぬれすぎる、布を口に入れる、すぐ飽きる。どれもこの時期に自然な姿です。

そのときの対応

布がぬれすぎていたら軽く絞って渡します。口に入れたがる時期は、そばで見守りながら短い時間で区切ります。

簡単にする方法

範囲を小さくする/あらかじめ湿らせた布を渡す(第一期の標準)。

難しくする方法

拭く範囲を広げる/拭く場所の種類を増やす(テーブル→トレイなど)。

※このお仕事では、大人があらかじめ湿らせた布を用意します。子どもが容器から水をくむ、布を水に浸す、絞るといった工程は含めません。これらは水を扱う別のお仕事として、安全条件を確認したうえで今後設計します。

生活へのつながり

食べこぼしを自分で拭く、片づけを手伝うといった日常につながります。

安全上の注意

洗剤・薬品衛生滑り・転倒(濡れた床)
  • 布は大人が水だけで軽く湿らせ、しっかり絞ってから渡します。洗剤・除菌剤は使いません。消費者庁は家庭内での医薬品・洗剤の誤飲防止を呼びかけています。洗剤・薬品は子どもの手が届く場所・見える場所に置かないでください。
  • 床や机に水分が残った場合は、滑らないようにすぐ拭き取ります。
  • ひもや輪、外れやすい飾り、ほつれのない布を使い、使用後は回収して洗い、十分に乾かします。
  • 活動中は大人が近くで見守ります。

次のお仕事

続くお仕事は準備中です。

参考情報

  • 消費者庁 Vol.561 家庭内での医薬品や洗剤の誤飲を防止しましょう(安全)

上記のほか、活動の進め方や系列などは、公的な安全情報をふまえてKOTOBARIが独自に設計しています。

※参考にした情報の要点のみを示します。記事全文・翻訳・画像は転載しません。

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