小1算数 つまずき整理ガイド 無料版(3テーマ)
小学校1年生の算数では、
「答えは合っているけれど毎回止まる」
「同じ形になると急に不安定になる」
といった小さなつまずきがよく見られます。
この無料版では、小1算数で特に見られやすい3つのテーマについて、
- どこで止まりやすいか
- 何を見ればよいか
- どう声をかければよいか
を、家庭学習で使いやすい形でまとめています。
「まだ量を増やす段階ではないかも」
「まずはどこで止まっているのか見たい」
と感じるときの入口としてご利用ください。
この無料版でわかること
- 小1算数でよくあるつまずきの見え方
- 答えが合っていても見逃したくないポイント
- 家で丸つけをしながら見たいこと
- 焦らせずに進めるための声かけ
テーマ1:「+」が“ふえる”こととして見えているか
小1のたし算の最初では、式だけを見て答えを覚えようとする子がいます。
たとえば 2+3 を見て「5」と言えても、
「2つあって、3つふえたら、いくつになるか」という場面として見えていないことがあります。
見取りポイント
- 指や絵を使うと落ち着いて考えられるか
- 「いくつふえた?」と聞いたときに言葉で返せるか
- 式だけだと早いが、場面の話になると止まらないか
声かけの例
- 「いくつふえたか、ゆっくり見てみよう」
- 「さいしょはいくつあったかな?」
- 「たしたら、どんなふうに変わるかな?」
次に見たいこと
ここで止まる場合は、速く解かせるより、
小さい数で「ふえる」「あわせる」の意味を確かめる時間を取ったほうが安定しやすいです。
テーマ2:小さい数ではできても、形が変わると止まる
答えは合っていても、
3+1 はすぐ言えるのに 1+3 だと止まる、
2+4 はできるのに 4+2 だと不安になる、
ということがあります。
これは「答えを覚えている」部分が強く、
数の見え方がまだ安定していないときによく見られます。
見取りポイント
- 同じ答えになる別の形で止まらないか
- 大きい数が先に来ると不安定にならないか
- 問題の並び順が変わると急に時間がかからないか
声かけの例
- 「こっちから見ても、同じかな?」
- 「順番が変わっても、どうなるかな?」
- 「急がなくて大丈夫。ひとつずつ見てみよう」
次に見たいこと
ここで止まる場合は、問題数を増やすより、
同じ答えになる形を並べて見比べるほうが効果的なことがあります。
テーマ3:5や10のまとまりにまだ気づきにくい
小1算数では、あとで繰り上がりにつながる土台として、
「5になる組み合わせ」「10になる組み合わせ」に少しずつ気づけることが大切です。
ただ、最初の段階では、
毎回1つずつ数えていて、まとまりとして見えていないことがよくあります。
見取りポイント
- 5になる組み合わせに気づけるか
- 10になると考えやすい形で反応が変わるか
- 1つずつ数えていて時間がかかりすぎていないか
声かけの例
- 「5になる組み合わせ、見つかるかな?」
- 「10になるとわかりやすいね」
- 「かたまりで見るとどうかな?」
次に見たいこと
ここでまだ気づけなくても問題ありません。
ただ、早い段階から少しずつ触れておくと、あとで繰り上がりに進んだときに楽になります。
無料版はここまでです
完全版はこちら
小1算数でよく見られるつまずきを、10テーマで整理した完全版はこちらです。
見取りポイント、声かけ、次にやることをまとめています。